embassy seal
U.S. Dept. of State
flag graphic
 

*下記の日本語文書は参考のための仮翻訳で、正文は英文です。

ボルトン国連大使任命発表におけるブッシュ大統領の発言

ホワイトハウス

報道官室

2005年8月1日

大統領 およそ5カ月前、私はジョン・ボルトン米国国連大使に指名しました。ジョンを選んだのは、外交における豊富な経験、誠実な人柄、そして困難な問題にも正面から取り組もうとする姿勢を評価したからです。私は国民に、ジョン・ボルトンなら国連改革において明確な米国のリーダーシップを発揮し、成果を挙げることを求めるだろうと述べました。

 指名承認のために、米上院では十分な公聴会を行い、過半数の上院議員がボルトンの国連大使就任を支持しました。しかしながら、一部の上院議員が党派心から審議を遅らせる戦術に出たために、ボルトンは不当にも、本来得られるべき上院の信任投票を得られませんでした。

 その結果、国連大使不在のまま6カ月以上が過ぎてしまったのです。国連大使のポストは大変重要であり、戦争が行われている中でまた国連改革をめぐる重要な論議のさなかにこれ以上空席にしておくことはできません。そこで本日、私は憲法上の大統領権限を使って、ボルトンを国連大使に任命しました。ジョン・ボルトンはコンドリーザ・ライス国務長官率いる国務省チームの重要な一員になることでしょう。

 私は、ボルトン大使を全幅の信頼を持ってニューヨークに送ります。ボルトンは、平和と自由、そして人権の促進という国連憲章の目標を強く信じています。大使の使命は、国連が創立時に掲げた方針を21世紀に適応させるための改革を今手助けすることです。大使は、私に代わって国際社会が直面している重大な問題に取り組み、希望と尊厳、平和の源となることができる国連の潜在能力を米国は評価しているのだという姿勢を明確に説明してくれるでしょう。

 新しい任務に就くに当たり、ボルトン大使は存分にその豊富な知識と手腕を生かしてくれるでしょう。過去20年以上、ジョン・ボルトンは最も才能のある優秀な米国の外交官のひとりとして務めてきました。そして、米国の価値観を精力的に擁護し、説得力を持って自由と平和を主張してきたのです。国務省高官として、1980年代と90年代には、関係者を結束させ、国連への分担金問題の解決から、湾岸戦争における連合軍の結集、シオニズムを人種差別主義と見なす恥ずべき決議の白紙撤回にいたるまで、重要な成果をあげてきました。そして、過去4年間は国務次官として、現在最も緊急の課題のひとつである大量破壊兵器拡散防止において、貴重なリーダーシップを発揮してきました。

 ボルトン大使は、米国と国連にとって絶好の機会に大使に着任します。米国と国連は民主主義を広め、飢えを減らし、災害の被害者を支援することで協力しています。共に、エイズや死に至る病に苦しむ大勢の人々に希望をもたらしてきました。また、アフガニスタンやイラクの自由選挙という、自由の歴史に刻まれる2つの出来事の基盤作りも共に支援してきたのです。ボルトン大使は、国連がその目的を達成するために効果的な道筋を切り開く手助けをすることで、その成果をさらに積み上げてゆくでしょう。

 米国の外交団の最も新しい一員として、ボルトン大使は、その人柄と若いころから培われた強い意思を持って米国の国益を擁護してくれるでしょう。ジョンの父親は消防士でした。そして専業主婦だった母親が、教育の価値を教えるためにジョンを公立図書館に連れて行きました。両親のジャックさんとバージニアさんはボルティモアで育った息子が、わが国の国連常駐代表に任命されたことをきっと誇りに思っていることでしょう。

 ボルトン夫人のグレチェンさん、今日は同席ありがとうございます。そしてボルトン家の皆さんの貢献と皆さんが払われた犠牲に感謝しています。

 大使には、わが国のための任務を引き受けてくれたこと対して、もう一度感謝します。そして、おめでとうございます。

ボルトン大使 大統領、国務長官、妻のグレチェン、そしてここにはおりませんが娘のJS、国連常駐代表に私が任命されることで示された大統領の信頼を、大変光栄にそして謙虚に受け止めています。大統領は国連における米国の政策を明確に指示しています。私は大統領とライス国務長官が定めた計画と提案を実行に移すため、不断の努力をしていく所存です。

 米国は、創設時の理念に忠実で、21世紀に素早く行動できる、より強固でより効果的な機関である国連を求めているのです。国連における米国の価値観と国益の唱導者として、国連憲章に記されている国際平和と安全保障の維持を手助けする任務を命じられたことは、大変な名誉です。

 大統領と国務長官には、国のために働き続ける機会をいただき心から感謝いたします。

大統領 ジョン、ありがとう。感謝します。

 それでは、皆さん、ありがとうございました。