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*下記の日本語文書は参考のための仮翻訳で、正文は英文です。

米国農務省ニュースリリース(No. 0097.05)

ジョハンズ長官、牛海綿状脳症(BSE)研究プログラムの拡大ならびに食品安全性の改善研究を発表

米国農務省

2005年3月18日

 マイク・ジョハンズ農務省長官は本日、牛海綿状脳症(BSE)の研究強化に約200万ドルの資金が移用されたこと、また「食品安全性研究・対応ネットワーク」設立を目指し17の大学に500万ドルが提供されたことを発表した。

 「急速に変化する世界市場において、主観や政治ではなく、科学こそがわれわれの規則と方針を導かねばならない共通の言語である。BSEなどの食品由来の疾病の病原体の理解を深めるための研究努力の拡大は、国民の食料供給の安全確保を強化するものである。これらのプロジェクトは、学界との研究協力を強化することで食品安全性を改善し、食品由来の疾病発生への対応を助ける新たなツールの確立に役立つ」と同長官は語った。

 ジョハンズ長官は、「全国レストラン協会・全国食品加工協会食品安全サミット」の基調講演の中でこの発表を行った。BSE研究資金は、米国農務省(USDA)の農業研究局(ARS)が移用させるもので、新しいBSEプロジェクトと施設に用いられ、ブッシュ大統領の2006会計年度予算案に組み入れられ、その結果BSE研究は730万ドル増加し、2005年水準の155%となる。新たに資金が供給されるプロジェクトには、英国の獣医学研究所とのBSE病原体の生態の研究、イタリアのBSE委託研究所との異型BSE症例検出用の現在の診断ツールの評価、スペインのサンチアゴ・デ・コンポステラ大学との北米とヨーロッパのBSE感染体の比較などの国際協力が含まれる。

 約75万ドルが、アイオワ州エイムズのARS 国立動物疾病センターで現在建設中の生物学的隔離施設に投入される。これらの施設では牛およびその他の大型動物における BSE感染の長期研究もできるようになるが、その実施には10年以上かかる可能性がある。

 ARSは、羊に影響を及ぼすスクレイピーやシカにみられる慢性消耗病などの感染性海綿状脳症(TSE)の研究で主導的立場にある。ARS はBSE診断確定で米国の判断基準として現在利用されている免疫組織化学テストを開発した。ARSのTSE 研究の年間予算はおよそ1000万ドルで、主にエイムズ、ワシントン州プルマン、カリフォルニア州アルバニーで15 人の科学者がこの研究に携わっている。

 「食品安全性研究・対応ネットワーク」にはノースカロライナ州立大学をはじめ18の大学の食品安全性専門家50人以上のチームが含まれ、最も浸潤している食品由来の病原体のうち数個の調査・研究にあたる。大腸菌、サルモネラ、カンピロバクターなどの病原体が、それがどの環境で発見され、どのようにその生命を維持し、牛にどのように感染するのかを特定するために研究される。研究者チームは研究に対するこのような絶え間なくつきまとう課題に、広範囲にわたる専門的知識で対応する。

 また同グループは、食品由来の疾病の大流行を抑制するための集中調査に動員される対応チームとしての役割も果たす。これには農産物バイオテロや農産物への故意の汚染に関連する健康問題の調査も含まれる。米国農務省の共同研究教育普及局(CSREES) がこの資金を提供した。

 本プロジェクトにはこの他、コーネル大学、アイオワ州立大学、マクマスターズ大学、ミシシッピ州立大学、ノースダコタ州立大学、オハイオ州立大学、タスキージ大学、アリゾナ大学、カリフォルニア大学デービス校、カリフォルニア大学バークレー校、フロリダ大学、イリノイ大学、ケンタッキー大学、ミネソタ大学、モントリオール大学、ワシントン州立大学、ウエストテキサスA&M 大学の17機関が参加する。