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九州・山口について
在福岡米国領事館は、九州の7つの県と山口県を管轄しています。管轄地域には、福岡市、北九州市、長崎市、大分市、鹿児島市といった主要都市があり、1千5百万人を超える人口を擁しています。
九州について
九州は、日本のGNPの10%を占めており、東京・大阪・名古屋の大都市圏に続く4番目の経済圏を形成しています。全国平均を上回る経済成長率を誇り、アジア経済圏への融合が進んでいます。九州の半導体産業は日本の30%以上の生産量を占めることから「日本のシリコン・アイランド」とも呼ばれ、また自動車産業においても生産拠点としての発展がめざましく、近い将来には、最先端の技術を土台に日本全体の自動車生産台数の10%を生産するようになると見込まれています。
九州は歴史への関心が高く、人々は九州に強い愛着と誇りをもっています。天照大神が天上からここ九州の地に降り立ち日本という国を創ったという伝説があり、日本の初代天皇は九州で生まれたという説もあります。歴史的に見ても、中国・朝鮮・ポルトガル・オランダといった諸外国が最初に訪れた日本は九州であり、日本が300年にわたり「鎖国」していた時代においても、長崎などの九州の地を通して交易が続けられていました。また1868年、日本の封建制度に終止符を打ったのも九州であり、近代日本の確立において九州出身者たちは大きな役割を果たしました。初代首相の伊藤博文を筆頭に、日本の歴代首相のうち15人が九州・山口の出身者です。
福岡市について
福岡県の県庁所在地である福岡市は、九州の文化・経済・教育の中心地で、人口は130万。オーストラリアや韓国に匹敵する4100億ドルの経済規模を誇る九州経済、その中枢都市です。
また福岡市は、九州における最先端技術の研究開発の中心地でもあり、コンピューターチップや核融合、ロボット工学の分野において、世界でも有数の研究拠点として知られています。福岡は伝統的に、外の世界に対して開放的で新しいアイディアや製品を受け入れやすく、ファッションデザインや新製品の「テストマーケット」となっています。
文化や政治の面においては、福岡は姉妹都市プログラムの促進や日米協会の活動に積極的に取り組んでいます。福岡市の大学では、特にアジアとの学生交流、文化交流に力を注いでいます。さらに福岡市では、アジア太平洋地域の発展において市や市民がさらに積極的な役割を果たせるような方法を探求しています。毎年夏には、福岡を拠点にするNPOが地方自治体等の後援を受け「アジア太平洋こども会議」を開催しており、アジア太平洋の40以上の国と地域から300人を超える子供たちが「国際交流会議」に参加しています。この「アジア太平洋こども会議」は、2005年で第16回目を迎えます。
このように、九州は「アジアの玄関口」として近隣諸国と経済・文化・政治面で密接な関係を維持しています。福岡市は「福岡アジア文化賞」を設け、アジアの文化・価値観に対する理解促進への功績が認められる研究者を顕彰しています。また福岡市は「アジア太平洋市長会議」をスタートさせ、共通にかかえる問題点を一致協力して解決していけるよう、地域リーダー間のネットーワークづくりを推進しています。さらに、福岡市は韓国の関連当局との会合を定期的に開催し、相互理解を深め協力関係を強化しています。アジアにおける存在感が増したことを象徴するように、近年、福岡市は「アジアで最も住みやすい都市」と評価されました。2000年にはG8蔵相会議の開催地となった福岡市。福岡市は今後、経済・文化・政治の国際的に重要な中心地の一つとなることをめざしています。
在福岡米国領事館について
在福岡米国領事館は、米国と西日本地域とのより密接な関係を促進させるという役目を担っています。管轄地域は、九州7県(福岡、佐賀、熊本、長崎、鹿児島、宮崎、大分)と山口県。領事館は首席領事を長として、領事部、経済商務部、総務部、広報部(福岡アメリカンセンター)の各部に分かれています。米国の製品やサービスの展開に興味をもつ企業に対して、積極的に支援していくという業務に加え、管轄地域に居住する米国人や、同地域を訪れる米国人旅行者に対して領事業務を行っています。
当領事館の管轄地域には、二カ所の米軍基地、すなわち米海軍佐世保基地(長崎県)と米海兵隊岩国航空基地(山口県)があります。また九州には、米国以外の国の領事館や貿易代表事務所などもあります。
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